自衛隊に配備された小火器は国産が主だが、今や特殊部隊や一部職種の隊員に限り、外国製の高性能銃器をも配備! そう書くとなんか国産が低性能みたい!



自衛隊に配備された小火器、それに試作で終わり採用されなかった一部も掲載!グリースガンからHK416まで。

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自衛隊では国産小銃の64式または89式を陸海空の制式小銃としているほか、昨今では特殊部隊や一部職種の隊員に限り、外国製の高性能銃器を公用火器として配備している。


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9mm拳銃

9mm拳銃は陸海空3部隊共通のサービス・ピストル。1982年に11.4mm拳銃から更新され制式配備が行われた。オリジナルはシグ・ザウエルP220で、ライセンス生産されている。口径9mm普通弾を使用し、装弾数は9発のセミオート・タイプ。複列マガジンではなく単列マガジンであり、現代オートに比べ、少ない装弾数だ。

自衛隊で配備されるP220(9mm拳銃)とP226Rの性能とは?

USPタクティカル・・・陸自特殊作戦群で配備

陸上自衛隊習志野駐屯地に来賓として招かれた民間人の元力士の方が、自らのブログで写真を公表したことで広く認知されたドイツH&K USP(Universal Self-loading Pistol)。

典拠元様 「水戸泉メモリー」 2004年12月16日の記事
http://blog.livedoor.jp/nishikido/archives/10861092.html

少し画像が荒いが、よく見ると特殊作戦群で配備されているUSPはサイレンサーが装着できるように、バレルにネジが切られ改良された『USPタクティカル』のようだ。さらにUSPのスライド上には、小型のダットサイトも取り付けられている。あろうことか、USPの背後には「(特)戦群」とバンパーに書かれた高機動車までもが写っている。

そのような経緯から、この写真は仄めかされた感じもするのだが、無断転載の文字だけ動画クンやまとめブログじゃあるまいし、きちんとソースを提示してくださる情報源を疑うような大変失礼なことはできない。これは隊員の私物のエアガンではなく、実銃である可能性が高いと言えるだろう。

そいうわけで、特殊作戦群の装備品として一気に世間に周知されてしまったのが、このUSPタクティカルだ。

USPにはほかにも「コンパクト」という小型化されたバリエーションや、競技用モデルなど各種ラインナップされている。

そのまま直訳すれば、”一般的な自動拳銃”という控えめなネーミングだが、本場ドイツ国防軍ではサービスピストル「P1(ワルサーp-38)」に代わって「P8」として90年代から配備されている。口径バリエーションには9mm(9×19mmパラベラム弾)、40S&W弾、45ACP弾の3種。スライドが金属でフレームとマガジンはポリマーだ。

USPは警視庁特殊部隊SATでも配備しており、さらにはUSPを発展改良させたP2000をSP用の拳銃として採用している。さらにUSPコンパクトはあのジャック・バウアーもご愛用。とまあ、サバゲで特戦群を見立てるなら、その腰にはUSPタクティカルを吊るのが良いかもしれない。

11.4mm拳銃・・・45口径のマンストッピングパワーに優れた名銃

アブない少年

本プロダクツはジョン・M・ブローニングが開発したいわゆる45口径のコルト・ガバメント(M1911)だ。コルト社がパテントを持っていたが、戦時中はコルト社だけでは生産が追いつかず、同業他社でライセンス生産された。口径は45ACPで装弾数は7発+薬室に一発の合計8発。

警察予備隊時代に米軍から貸与され、80年代まで使用されています。日本では自衛隊のほか、戦後の国家地方警察と自治体警察の2警察時代に大量配備されており、機動隊のサイドアームとして使用されたほか、愛知県警察では昭和50年代まで制服の地域警察官がコルト・ガバメントをフタ無しホルスターに入れて携行していた。

参考文献 http://heiwadou.militaryblog.jp/e390344.html

自衛隊でも長く使用されたM1911だが、自衛隊のオフィシャルピストルは1982年からP220の国産ライセンス生産品である「9mm拳銃」となり役目を終えた。

一方で、陸上自衛隊でも大口径拳銃の必要性を研究しており、平成24年にはモデル不明ながら「11.4mm大口径拳銃」なる銃を試験的に調達したことを公告にて公表している。

「フォーティー・ファイブ」の愛称がアメリカ国内では一般的

実に70年もの間、米軍で使用されてきたM1911だが、1985年にベレッタM92Fが米軍の新制式拳銃に採用されたことで一線を退いたかに見えた。

しかし、海兵隊や特殊部隊では今なお継続使用されており、アメリカ海兵隊の精鋭部隊ではM1911を原型とする「M.E.Uピストル」モデルを使用していることから、45口径の絶大なる信頼性は今日でも不変であることが伺える。

また、M1911は拳銃史上、もっともバリエーションが多い拳銃と言ってもよいほどで、M1911のパテントが切れたことも相まって、多様なカスタムメーカーや有名銃器メーカーからカスタムされたM1911モデルが発売されており、コルト製以外のコピーは「1911」と呼ばれた。

銃身長とグリップを短縮したコンパクトモデルもコルト社から発売されており、警察などの法執行機関向けの「オフィサーズ」は映画「ヒート」でもハナ刑事が使用するなどメディアへの登場も多く、日本の刑事ドラマでも水谷豊扮する刑事が相棒として、デトニクス社の1911コンパクトモデル、デトニクス.45 コンバットマスターを使用している。

追記

2016年になると、アメリカ海兵隊特殊作戦コマンド(MARSOC)では9ミリ口径のグロック19を45口径の現用拳銃に代わる形で配備を開始。これは予算の問題と、連邦捜査局が近年になって.40S&Wから9ミリへ回帰したことも影響していると見られている。

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