陸上自衛隊の狙撃手
それまでも自衛隊に狙撃手がいなかったわけではないが、陸自の各普通科連隊狙撃班に対人狙撃銃「M24 SWS」が配備され、狙撃手の専門教育が本格的に始まったのは平成14年(2002年)からである。 現在、我が国で狙撃手を広く…
それまでも自衛隊に狙撃手がいなかったわけではないが、陸自の各普通科連隊狙撃班に対人狙撃銃「M24 SWS」が配備され、狙撃手の専門教育が本格的に始まったのは平成14年(2002年)からである。 現在、我が国で狙撃手を広く…
自衛隊の迷彩服は陸海空3部隊それぞれ異なった迷彩パターンが配備されていますが、いずれも想定した戦場ごとに色やパターンをデジタル処理で作成した「ハイテク」迷彩服が主力です。それでは3自衛隊ごとに迷彩服を解説していきましょう…
能力に秀でた兵士のみを選抜して編成した、いわゆる「特殊部隊」。特別な訓練を受け、自らの誇りと国への忠誠心のみで生還率の低い困難な軍事作戦に命を懸けて臨む隊員たち。 日本の陸上自衛隊にもそのような特殊部隊は存在します。正式…
陸自におけるレンジャー教育訓練は苛烈を極めていることはすでにお伝えしているとおり。 陸上自衛隊のレンジャー課程教育とは? 今回は自衛隊のレンジャー教育で学生が食べる”食事”についてご紹介。彼らは訓…
現在、熊などの有害獣駆除には猟友会が従事しており、自衛隊が直接的に行うことはない。しかし、過去においては北部方面隊の隊員が不明機の捜索活動中、遭遇したヒグマに対して携行していた小銃で射止めた史実があるほか、里に下りてくる…
航空自衛隊の基地警備隊/教導隊は航空自衛隊基地や施設警備を受け持つ 航空自衛隊には現在、陸自の特殊作戦群や、海自の特別警備隊のように正式な特殊部隊として編成された部隊はない。 しかし、航空自衛隊基地の警備教育を担う基地警…
航空自衛隊の戦闘機による「民間人の体験搭乗(体験飛行)」が行われていることをご存知でしょうか。 これは「地上滑走」だけではなく、実際に飛行を伴う本物の体験飛行。搭乗する機体はF-15の複座型となっています。 どうやるんで…
特別警備隊 と海自の新任務「臨検」および「海賊対処」 海上自衛隊特別警備隊(Special Boarding Unit S B U)は2001年に自衛艦隊の直轄部隊である広島県の海上自衛隊江田島地区(基地)に創設された3…
映画などでよく登場する小さな2枚の金属プレートを首から下げている兵士の姿。そのスタイルはいかにも兵隊のアイコンですが、彼らが首からかけているこのネックレスは一体何でしょうか? これは「認識票」と呼ばれるものです。 英語圏…
世界各国では政府機関や軍事組織の中に情報機関(Intelligence services)が設置され、自国の国益を守るために防諜や諜報といった映画さながらのスパイ活動を繰り広げています。 インテリジェンス (Intell…
3自衛隊で唯一、レンジャー課程教育や集合訓練を実施し、その修了者に対してレンジャー資格を与えているのが陸上自衛隊です。陸自において『レンジャー』と言った場合、これらレンジャー訓練、そして訓練修了者に対して付与される陸自内…
ねえ、やっぱり海上自衛隊の食事は美味いの?っていうか、美味しいんでしょ? 民間編集による自衛隊広報誌で特集を組まれたり、昨今では自衛隊公式による広報戦略の一翼を担うことも多い「自衛隊の食事」。興味のある方も多いと思います…
9mm拳銃は1982年に11.4mm拳銃から更新され、現在まで制式配備が続く陸海空自衛隊共通の装備品だ。 それまで3自衛隊では長らく米軍から供与された11.4mm拳銃(M1911)を配備していたが、1982年にその後継と…
自衛官とともに任務を遂行する頼もしい『相棒』たちとは 自衛隊の中に動物がいるって本当?実は本当。自衛隊体育学校では馬術競技の選手を育成するために馬を飼育しているほか、さらに自衛隊では空自と海自のみ、任務に必要であることか…
バナー画像の出典 陸上自衛隊米子駐屯地 自衛隊員が勤務中に着用している腕時計は隊員個人が自由に選んで購入した私物が基本だが、諸外国では軍が兵士に官給品として支給していた例もある。例えば、ベトナム戦争当時の米軍では安っぽい…
現在、日本では飛行艇として海上自衛隊にUS-2救難飛行艇が配備されています。海上自衛隊の本来任務はもとより、船舶などの海難救助や離島から本土への急患搬送などといった民生支援においても活躍を見せるUS-2。一体どのような飛…
2022年8月に行われたオーストラリア陸軍特殊部隊『特殊作戦コマンド』と日本の陸上自衛隊特殊部隊『特殊作戦群』との合同訓練『令和4年度日豪実動訓練』の実施を今月6日、防衛省が国民に広報した。 特殊作戦群が編成されて202…
画像の出典 USA Military Channel 89式小銃配備から実に31年となる2020年、防衛省は後継となる次期小銃『20式5.56mm小銃』を公開した。20式は14年に研究がはじまり、20年度から陸上自衛隊で…
各国の軍隊がそうであるように、わが国の自衛隊機も機体ごとに割り当てられた固有の呼出符号、いわゆる『コールサイン』を使っています。 多くの国の軍用機は飛行隊ごとに異なる呼出符号を使用していますが、わが国の自衛隊では空自第4…
1962年に陸上自衛隊に制式配備され、もっぱら陸自普通科で今なお配備される62式7.62mm機関銃には逸話が多くあります。開発者である河村正彌博士の推した独特の趣向が取り入れられています。 62式7.62mm機関銃の評価…