陸上自衛隊初にして、唯一の特殊部隊である特殊作戦群(略称・SFGp)とは!

CQBのプロ集団「特殊作戦群」が使うワンランク上の特別な武器

図説 現代の特殊部隊百科

図説 現代の特殊部隊百科
4562052872 | リー ネヴィル | 原書房 |2016-01-27

前述のとおり、特殊作戦群では過去、自分たちの使用する武器や装備品を公開していない。ただ依然として、推測の域を出てはいないが、かなり早い時期に一人のブロガー、それも自衛隊と全く無関係であろう一人の元・力士の方によって、自衛隊がこれまで秘匿してきたであろう装備品の一つ、USPタクティカルという拳銃の存在が画像とともに明らかになったことは特筆に値する。

また一方で、防衛省が一般公開している入札に係る公文書や元米軍兵士の証言によって、陸自のほかの部隊では使用されていない特別な銃M4A1_ACOG器を少数配備していることが類推できる。

通常、一般部隊では89式小銃と9ミリ拳銃、M24スナイパーライフル、ミニミなどが配備されているが、特殊作戦群のメインアームズには、アメリカ軍のM4カービンが配備されている。これはある日本人の米軍兵士が、陸上自衛隊特殊部隊の親しい幹部から「M4に取りつけるためのダットサイトが欲しい」と頼まれ送ったところ、合衆国政府に無許可でホログラフィック・サイトを不正輸出したとの罪で起訴されたという経緯があり、同兵士が後に出した声明文にてM4の配備が発覚している(ただし、防衛省ではこの”事件”自体を「事実無根」としている)。

この証言以外にも、http://www.thegunzone.com/という外国のサイトにて、アメリカ国防総省が行っている対外軍事援助プログラムであるFMS対外有償軍事援助を利用し、日本がM203グレネードランチャー、QDSS-NT4サイレンサーが付属したコルト社製M4を購入していると指摘されている。

さらに特戦用のスペッシャルな装備として配備されている可能性があるのが、MP7だ。自衛隊の公告に「Heckler & Koch社」と「4.6mm短機関銃」という記載があり、口径の特徴からMP7の可能性が高いのだ。陸上自衛隊の一般部隊にMP7が配備される可能性は極めて低いことから、特殊部隊である特殊作戦群への配備が妥当だろう。今後はオカモチに仕掛けられたMP7が火を噴く事態もあるのでしょうか。

そんな岡持ちありえません。

参考文献

http://www.epco.mod.go.jp/kokok/27-350/announcement20120919204553.pdf http://www.mod.go.jp/gsdf/gmcc/hoto/hkou/11hk039.pdf

さらに平成21年度(2009年)装備品等(火器車両関係)に係る各種契約希望募集要項には銃器メーカー「ウィルソン・コンバット社」の名称があり、同社のM870ベースのコンバット・ショットガンを採用したものと見られている。

同じく、当該募集要項にて公開された装備品で、対物ライフルの名称もあり、バレットと推測できる。

バレット社のM82対物ライフルを撃つ米国海兵隊員。

バレットM82は対物(アンチ・マテリアル)ライフルと呼ばれ、装甲車両などを攻撃する際に用いられる。なお自衛隊では対人狙撃銃を公開しているが、対物狙撃銃を一般公開していない。

さらには米国警察のSWATや日本警察のSATの装備品としても知られ、CQBに必須の大きな音と閃光が出る閃光発音筒、いわゆるスタングレネードやフラッシュバンを装備する。

CQBとはClose Quarters Battleの略で近接戦闘を指すが、自衛隊において行われているCQB訓練は陸自普通科が旧陸軍の毒ガス製造工場や各演習場に新設されている市街地訓練場で行うほか、航空自衛隊の基地警備教導隊や基地警備隊でも同様に行われている。

余談だが、CQB特殊訓練を実施する業者「田村装備開発」社長の田村氏は、かつて埼玉県警察特殊部隊ラッツに所属していた元警察官。さらに同社の教官には元警察特殊部隊のほか、元自衛隊特殊作戦群もいるとのことで、彼らから訓練を受けるのはサバゲーマーにとってステイタスとなるようだ。同社のタクティカル・トレーニングは、現職自衛官からエアガン遊びのサバゲーマーまで大人気。


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