航空自衛隊の戦闘機パイロットが使うTACネームとコールサインの違い
各国の軍隊がそうであるように、わが国の自衛隊機も機体ごとに割り当てられた固有の呼出符号、いわゆる『コールサイン』を使っています。 多くの国の軍用機は飛行隊ごとに異なる呼出符号を使用していますが、わが国の自衛隊では空自第4…
各国の軍隊がそうであるように、わが国の自衛隊機も機体ごとに割り当てられた固有の呼出符号、いわゆる『コールサイン』を使っています。 多くの国の軍用機は飛行隊ごとに異なる呼出符号を使用していますが、わが国の自衛隊では空自第4…
1962年に陸上自衛隊に制式配備され、もっぱら陸自普通科で今なお配備される62式7.62mm機関銃には逸話が多くあります。開発者である河村正彌博士の推した独特の趣向が取り入れられています。 62式7.62mm機関銃の評価…
「5.56mm機関銃MINIMI(ミニミ)」は米軍も採用するベルギーFNハースタル社のM249″MINIMI”を住友重機で国産化した軽機関銃(LMG)です。2019年度までライセンス生産で、4,9…
2018年、陸上自衛隊にそれまで編制されていた中央即応集団が組織改編のため廃止され、新たに陸上総隊が発足。陸上総隊はこれまでの中央即応集団同様、各方面隊には属さず、防衛大臣直轄部隊。防衛大臣より直接の指揮を受けて作戦を遂…
スクランブル(scramble)とは主に外国の航空機による国際法に違反するような領空侵犯および、領空侵犯のおそれに対する航空自衛隊による「対領空侵犯措置」のための緊急発進です。 日本の空は24時間絶え間なく、航空自衛隊の…
海上における外国船などに対して行われる保安上の立ち入り検査を臨検と呼びます。わが国においては通常、船舶への臨検実施は捜査機関が主体。海上自衛隊では「有事以外の船舶への立ち入り検査」、いわゆる諸外国の海軍が日常的に一般船舶…
海上自衛隊の特殊部隊であるSBUの創設には、過去に発生した北朝鮮の工作船が日本の領海内に不法侵入した重大事件が深く関係しています。本稿ではこれらの工作船事件を解説いたします。 海上自衛隊特殊部隊『特別警備隊』の装備と部隊…