新しい自衛隊広報誌「MAMOR」はかつての防衛庁外郭団体発行の広報誌「セキュリタリアン」を越えられるか!「日本の自衛隊は隊員募集広告に女優を起用してオタク志願者集めに奔走しているが、服着てると誰かわからん」などと言う中国人も…。どうしてもAVからめないと日本を論評できないハッピーセット脳内!

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自衛隊ではさまざまな広報活動が行われていますが、広報の一環として自衛隊の駐屯地や基地にロケで芸能人やタレントが来ることが結構あります。

最近では連日のように自衛隊に手のひら返しで媚を売るテレビ局のバラエティ番組に自衛隊が登場しますが、自衛隊も思いのほか積極的に協力を行っています。

陸上自衛隊では暴走族の少年を構成させるという企画で自衛隊体験入隊が行われたほか、落ち武者という人もレンジャー訓練を受けに来たことがあります。航空自衛隊では木村拓哉さんも番組のロケで基地に来たことがありましたよね。

テレビの企画だけでなく、映画の撮影でも自衛隊は惜しみない協力を行っており、基地内での撮影も行われます。

雑誌の取材も同様で、最近ではMAMORの取材でAKB48のメンバーが来ているようです。

2008年に肺炎で御逝去されたタレントの飯島愛さんと自衛隊員が一緒に踊ったPVがかつてありました。

これは1993年にリリースされた飯島愛さんの「ナイショDEアイアイ」という曲のPVで、なんと陸上自衛隊滝ケ原駐屯地内で陸自全面協力のもと、撮影されました。

迷彩服を着た飯島さんは装甲戦闘車に乗ったり駐屯地の食堂で隊員たちとともに食事をしたり、ムキムキマッチョの隊員たちと一緒に飯島さんがポーズをとったりする演出など、自衛隊は惜しみない協力を行いました。

それにしても女性自衛官もどういうリアクションを取ればよかったのか、さぞ困ったのではないでしょうか。


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かつて発行されていた自衛隊広報誌「防衛アンテナ」と「セキュリタリアン」とは

さて、自衛隊では国民への広報として民間の出版社と共同で広報誌を発行しています。

旧・防衛庁時代は「防衛アンテナ」、そしてそのその後に「セキュリタリアン」という冊子が財団法人防衛弘済会名義で発行されていました。

ELITE FORCES 陸上自衛隊編 Part3 (ホビージャパンMOOK)

ELITE FORCES 陸上自衛隊編 Part3 (ホビージャパンMOOK)

4894256819 | ホビージャパン |  2008-03-31

セキュリタリアンは防衛アンテナに比べ、急速にソフト路線に変更され、より親しみやすくなり、自衛隊の食事の紹介や、民間人によるF-15J体験搭乗の記事なども掲載されるようになったほか、自衛隊の多様な任務の紹介、折原みとさんなど自衛隊の分野外の著名人へのインタビューなども掲載していました。

また、女性自衛官の職域拡大と同時期であったため、本誌でも女性向けの特別企画「防衛庁OL百人委員会」を立ち上げ、もっぱらセクハラ問題などへ深く切り込んでいます。

一方、別の企画では、なぜかビデオ女優にインタビューする独自の姿勢も各方面で話題になりました。その後「セキュリタリアン」は旧・防衛庁の契約見直しにより休刊となりました。

ビデオ女優が自衛隊とどう関連するのか、若者を取り込むように仕向けられた懐柔策なのか筆者に推し量ることはできかねますが、親しみやすさを前面に出して自衛隊のお堅いイメージを払しょくしようとする努力は後述の現・広報誌「MAMOR」にも受け継がれています。

新しい自衛隊広報誌「MAMOR(マモル)」の登場

MAMOR(マモル)2016年3月号

MAMOR(マモル)2016年3月号
B018R7FQQK | 扶桑社 | 2016-01-21

2006年11月30日、自衛隊の新広報誌としてMAMOR(マモル)が登場し、自衛隊広報誌は新たな時代を迎えました。ただ、防衛省ではあくまで広報誌ではなく、情報誌としています。

MAMOR(マモル)は、防衛省が編集協力をしている唯一の情報誌です。
防衛省の政策や自衛隊の活動を分かりやすく紹介し、国民とともに防衛を考える情報誌を目指しています。

引用元 防衛省公式サイト
http://www.mod.go.jp/j/publication/kohoshiryo/mamor/index.html

防衛省によれば上記の様に公式サイト上で説明がなされています。

フジテレビのグループ会社である扶桑社から毎月発行され、キャッチコピーを「国民とともに防衛を考える情報誌」とし「MAMORの編集作業は、自衛官と一緒に行っている」と話すのは編集長の高久裕氏。

かなり詳しく自衛隊の内情が書かれており必見です。

本誌の表紙には制服姿の美人女性が登場し、ドッキリ。でも、彼女たちは多くの場合、女性自衛官ではなくタレントです。「こんなに美人の女性自衛官がいるんでごわすか!」と勘違いされないでください。

案の定、この表紙の偽女性自衛官たちが、日本と中国の間に思わぬ波紋をもたらしてしまいました。

中国人がMAMORの表紙に掲載されている美人をビデオ女優と勘違いか?

自衛官が編集に加わっている民間発行の自衛隊広報誌「MAMOR」は上記のように日本のみならず、日本が大好きで仕方がない中国人の間でも常に話題になっているようです。

下記エキサイトニュースさんの配信記事によると、MAMORの表紙「防人たちの女神」に毎号登場する髪の毛の茶色い女性タレントたちを、中国人たちがAV女優であると勘違いしているとのこと。

人材不足でオタク招集? 自衛隊PR誌の女神グラビアが中国で話題

自衛隊の活動を伝える雑誌の巻頭グラビアについて、中国のネット上で「日本の自衛隊は人材不足で、隊員募集広告に『女優』を起用して『オタク』を集めようとしている」と話題になった。環球網など複数の中国国内メディアが伝えた。

話題になったのは扶桑社が発行する月刊誌『MAMOR』。防衛省の編集協力も得ている自衛隊の広報誌的雑誌だ。内容は自衛隊や防衛に関する活動について紹介するものだが、毎号自衛隊のコスチュームを着用した女性タレントによる巻頭グラビア「防人(さきもり)たちの女神」が掲載されている。2009年にはAKB48前田敦子も登場した。

この「女神」たちが中国ネットユーザーの目にとまったようだ。百度(baidu)などのネット掲示板に14日、「日本は兵士不足、女優を入隊広告に起用」という『MAMOR』のグラビア画像付きのトピックが立った。

トピック主は「日本にいる大量のオタクたちは毎日家でゲームに夢中で軍隊生活に行きたがらない。そこで自衛隊が特別に女優を選んで軍服を着せて兵士募集広告を作り、オタクたちを入隊させようと試している」とコメントを付けた。トピックを見た多くのユーザーは「服を着ていると誰だか分からない」と「女神」たちがAV女優であると勘違いしたようだ。(編集担当:柳川俊之

典拠元 エキサイトニュース https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20111215/Searchina_20111215017.html

「服を着ていると誰だか分からない」って・・・。

このように日本の若者は家でゲームばかりしていて自衛隊に入りたがらないので、自衛隊が広報誌に女優を登場させているが、服を着ていると誰だか分からないと、どうやらAV女優と勘違いしているようだと柳川俊之氏は伝えています。

前述したとおり、ビデオ女優を載せたのは扶桑社の「MAMOR」ではなく、旧・防衛庁の外郭団体が発行し、現在は廃刊になっている「セキュリタリアン」であり、MAMORがビデオ女優を掲載したことは2016年現在、一度もありません(AKB48はビデオ女優ではありません)。

ただ、トヨタの公式サイトにもビデオ女優のコラムが載るような怖い時代ですから、社会がビデオ女優を受け入れているようなので自衛隊も侮れません。

もっとも、自衛隊では壇蜜どころか、すでにビデオ女優を駐屯地に招き入れて広報活動を行っています。

MAMORの婚活とは?

さて、このようにお役所が発行する広報誌然とした広報誌ではなく、さすが民間発行といった趣向が凝らしてあるMAMOR。とても好印象です。

なかでも、本誌では現職自衛隊員と一般女性との結婚活動のページ、その名も『マモルの婚活』がいちばんの人気だそうです。

独身の自衛官が写真&メッセージで自分をアピールするこの企画では、一般隊員や幹部隊員まで幅広く年収や職種、趣味、年収や身長、得意な科目、貯金額まで公表されています。

もちろん女性自衛官が掲載されたこともあります。

しかし、男性に比べ女性自衛官が登場する割合は極めて低く、女性自衛官が掲載された場合の返信率の高さは男性の場合の比じゃないともされています。

公ギャルとも呼ばれる女性自衛官は民間男性からの支持も熱烈で、まさに高嶺の花ということでしょうか。

まとめ

  1. 自衛隊の広報誌は「防衛アンテナ」「セキュリタリアン」「MAMOR」と遍歴していった。
  2. かつての自衛隊広報誌はビデオ女優や折原みとを掲載したことがある。
  3. 中国人がMAMORの表紙に載ったタレントをビデオ女優と勘違いしている。
  4. MAMORの婚活では現職自衛官が結婚相手を募集しており、とくに女性自衛官の場合は人気が高い。

このようにまとまりました。

このMAMORもセキュリタリアン同様に一般購入可能ですから、自衛隊への理解を深めたいのであれば、わかりやすい解説と豊富な写真、イラストで大変読みやすく、おすすめです。

ガンマニア、自衛隊マニア、自衛隊メシマニア、女性自衛官マニア、男性自衛官マニア、中国人・・・・・・全てのマニアの期待に応える自衛隊広報誌かもしれません。毎月21日(21日が日曜日の場合は、20日)発売で~す。書店へ急ごう。


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