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大型ヘリ『チヌーク』もみんなで乗れば怖くない?
大型ヘリ『チヌーク』もみんなで乗れば怖くない?

昨今では、企業や官庁などが新規採用者の規律意識を高め、上の人間の命令をよく聞いて、反抗せずに素直につき従うこと、つまり会社組織に服従、隷属する優秀なサラリーマンとしての資質を早い段階で身に着けさせる研修プログラムの一環として、自衛隊の隊内生活体験、いわゆる体験入隊を利用することが全国で増加しています。

それでは自衛隊の体験入隊プログラムについてご紹介いたします。

学生や社会人を対象とした「隊内生活体験」が人気

体験入隊(隊内生活体験)は基本的に団体申し込みとなっています。

ただし、部隊によっては一人での参加も認められる場合があります。北海道の北部方面隊の行う「隊内生活体験」だけは一人での申し込みと参加も可能という特色があります。この利点を活かし、北海道のみならず本州から参加する人もいます。

職業もフリーターから会社員、公務員、大学生と様々です。

参加の理由は「震災で(自衛隊の)大きな存在感を感じたから」など東日本大震災での自衛隊の活動を挙げる人が多いようです。

北部方面総監部が毎年7月から8月に実施している「青年サマーセッション」では20歳~35歳くらいまでの男女を対象に実施しています。

ほかの部隊によっても、期間を限定して体験入隊を実施し、個人の申し込みを受けられる場合もあるとのことです。

但し、上記のような企画を除けば、体験入隊はある程度、人員のまとまったグループや団体及び企業等の申し込みが原則となっており、個人の場合は申し込み出来ない場合があるとのことですので、お近くの地方協力本部の窓口で直接聞くのが良いでしょう。


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自衛隊が体験入隊制度を行う目的

自衛隊ではもともと、体験入隊を自衛隊の活動を国民に広く知ってもらうための広報と位置づけていました。

自衛隊の中で一週間ほど寝起きし、基本的な自衛官としての作法と基本教練を実体験してもらうことで自衛隊に対する理解を深めてもらえれば良い、という試みだったのです。

そして昨今では民間企業からニーズが高まっています。それは何故?

自衛隊と企業側の双方の利益が一致したら大変なことになった

2003年にはたった数社だった企業による自衛隊体験入隊が、2013年度時点では数百社にまで増加しています。企業側は新入社員に規律や礼儀と、社員は社長やリーダーに絶対服従という体育会系の思想を求めており、高度な集団行動能力を安価または限りなく無料に近い費用の研修で身につけさせたい考えがあります。

一方、自衛隊側は「自衛隊への理解を深めるきっかけになれば」と広く民間へ”自衛隊塾”の門戸を開いています。

このように双方の利益が一致した結果、自衛隊を使った社員研修としての体験入隊を行う企業が増えています。


記事の執筆者・著作権者 jieitaisaiyou.com


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