自衛隊の役割と仕組みとは?

自衛隊の役割と仕組みとは?


スポンサード リンク

自衛隊は日本の国土を防衛する陸・海・空の三隊からなる軍事組織で 各種の脅威から日本の国土や日本国民を守ってくれるアグレッシブな官庁です。ちょっとした都合上、「軍」という名称は使用できません。

必要に応じ、公共の秩序の維持に当たることも、法律上可能です。司令官は内閣総理大臣となり自衛隊の隊務を統括する者は防衛大臣となります。いずれも文民であり、シビリアンコントロールの元で運用されています。

陸上自衛隊は1950年の朝鮮戦争勃発時、GHQの指令に基づくポツダム政令により警察予備隊が総理府の機関として組織されたのが始まりです。

3自衛隊の役割

陸自の定数は約15万2千人とされており、この中には即応予備自衛官は含まれておりません。

陸上自衛隊は、日本を「北海道」、「東北」、「関東・甲信越」、「中部・近畿・中国・四国」、「九州・沖縄」の5地区に区分し、それぞれ「北部方面隊」、「東北方面隊」、「東部方面隊」、「中部方面隊」、「西部方面隊」と呼ばれる部隊を配置しています。方面隊の中には「師団」と、師団よりコンパクトな「旅団」という基幹部隊があり、それぞれ方面隊の主要な正面を担当します。

航空自衛隊の定数は約4万7千人で、予算は約1兆8百億円となっております。

世界最強の戦闘機と呼ばれるF-15をはじめ対艦番長というF-2戦闘機、早期警戒管制機、空中給油機、パトリオットミサイル、バッジシステムの導入など世界的にも高水準の防空能力を維持しております。また、高度な救助能力を持つ航空救難団は、災害派遣でも活用されています。

さらに日本政府専用機の運行も担っています。

海上自衛隊の定数は約4万5千人で、予算は約1兆5百億円となっております。艦艇、潜水艦、航空機、各陸上基地を運用します。通商貿易国家である日本のシーレーンを防衛することが基本任務である一方、他国から発射された核ミサイルをイージス艦搭載の迎撃ミサイルで迎撃することも任務となっています。

ひゅうが型護衛艦やおおすみ型輸送艦を利用することで、輸送や医療の面で大規模災害にも対応できます。

自衛隊の災害派遣

自衛隊では防衛という本来の任務以外にも、数々の民生協力を行っています。国民的行事である箱根駅伝や、オリンピックなどにおける救急医療や通信、輸送、音楽演奏など民生協力におけるその活動は多種多様です。

98年の長野冬季オリンピックでは、隊員がコース整備のためスクラムを組んで急斜面の雪を踏み固めました。

さらに大規模災害時における災害派遣は地方自治体の要請を受ければ、24時間いつでも可能です。

自衛隊の治安出動とは?

治安出動とは治安の維持のため自衛隊に対し出される命令です。

日本の自衛隊史上、過去に一度も発令されたことがありません。95年3月に起きたテロ組織による地下鉄サリン事件で自衛隊に下された命令は治安出動命令ではなく災害派遣出動命令でした。

昭和40年代には学生運動が激しく、自衛隊の治安出動も想定されており、自衛隊では隊員がゲバ棒を振りまわす学生デモ隊を演じ、これを鎮圧する訓練が行われていたことがあります。

自衛官は武器を使用できる 治安出動をする自衛官は警察官職務執行法が適用されるため正当防衛はもちろんのこと、必要に応じて指揮官の命令を受け銃を使用することができます。

国際貢献

自衛隊では90年代より海外派遣が行われており国連平和維持活動、いわゆるPKO活動などのため、拳銃や小銃を装備した施設部隊などが派遣されています。近年ではイラク戦争においてサマワ復興支援群、また情報収集と警備のため陸上自衛隊唯一の特殊部隊である特殊作戦群が派遣されています。

さらに2009年には海賊討伐(対処)ミッションのため海上自衛隊の航空機と護衛艦が、また陸上自衛隊中央即応集団が海上自衛隊の航空基地警備のために派遣されています。これら自衛隊の行う平和維持活動・国際緊急援助活動は人道支援ミッションとして自衛隊にとって、とても重要な任務となっており各国から高く評価されています。

今、自衛隊の優れた技術と人材が世界中から求められています。

2011年6月1日にはアデン湾の海賊対策のためにジブチ共和国に自衛隊初となる海外基地が開設され、海上自衛隊P-3C航空部隊や、海賊逮捕のため海上自衛隊特殊部隊「特別警備隊」の隊員らが派遣されています。

多くの国の平和と発展に寄与するため、自衛隊の海外派遣は今後も日本の責務として増加傾向にあります。

自衛隊は進化する-海兵隊やオスプレイ、宇宙部隊

近年、周辺諸国からの日本に対する威嚇因縁が超えてはいけないラインを超えたため、陸上自衛隊に海兵隊と同種の任務を行う、約3000人規模の水陸両用部隊「水陸機動団」が編成されます。

これに先立ち、すでに陸上自衛隊ではアメリカ政府から水陸両用戦闘車「AAV7」を購入しており、将来的に自衛隊の海兵となるべく、同部隊の準備部隊が派米され米軍と共に訓練を開始しています。

また、部隊の迅速な展開を可能にすべく、垂直離着陸輸送機オスプレイの新規配備も決まり、同機のほか、すでに取得された水陸両用戦闘車AAV7をも搭載可能にする「新型ヘリコプター搭載護衛艦いずも」を平成27年3月に就役させています。今なお周辺諸国に不当に占領されている日本の島をどのように奪還するかが、日本の安全保障と独立にとっての今後のカギとなると目されています。

さらに、インターネットの仮想空間を陸海空宇宙に次ぐ「第5の戦場」と見立て、自衛隊は「サイバー防衛隊」を2014年に新編しました。民間人のハッカーを特別な自衛隊員として雇って、自衛隊の通信システムを防御したり、逆に敵の通信インフラをダウンさせることも任務となると目されています。

また、2019年までに自衛隊では宇宙部隊を新編し、宇宙空間での脅威の監視を強めることを正式に発表しています。


スポンサード リンク


スポンサード リンク

あわせて読みたい