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これが”忍者めし”ならぬ”レンジャめし”じゃいっ!!ドン引きじゃいっ!

自衛隊のレンジャー教育課程でレンジャー学生が食べる”食事“についてご紹介いたします。

レンジャー教育の生存自活訓練は苛烈を極め、並みの陸自隊員ならば躊躇するような通常ではありえない食事をとっています。

そのため、内容がショッキングかもしれませんのでご注意ください。

泣きながら戦闘糧食を食うのはなんでかしらねえ・・・。

レンジャー教育課程において、学生たちが山などで想定を行う場合、あらかじめ配給された少量の戦闘糧食、缶詰になった白米やおかずなどを口にします。

寒い時期には、これを温めている暇もなければ設備もありません。

数十キロの爆薬を背負い、夜通し駆けて木の根を枕に束の間の休息を取る潜入訓練中、頭にテリヤキバーガーを思い浮かべながら、冷たいカンメシを食う自由くらいはあるでしょうけれど、糧食の量は極端に少なく、カンメシ一個、ときにはカンパン一枚をバディ(相棒)と共に分け合いながら大事に食べます。

さらに「食糧の現地調達」訓練も

さらに、学生らは「食糧の現地調達」を行うことをも訓練されています。

これがいわゆる生存自活。つまりはサバイバル技術訓練です。

駐屯地の食事のページで書きましたが、陸上自衛隊には糧食班勤務といって、陸自の隊員全てが、駐屯地で数カ月ごとに交代制で食事を作る経験を積むナラワシがあります。

つまり、調理の専門職ではなく、調理に関しては素人が食事を作るというのが、この糧食班勤務です。海自と空自では専門職の給養隊員が調理しており、陸自のような「数か月間限定の臨時の糧食勤務制度」はありません。

なぜ、陸自だけ専門職でない一般隊員が交代制でメシを作るのでしょうか。

実はそれには隊員一人ひとりが例え部隊がバラバラになっても生きていけるように・・との陸自の親心という立派な理由があったのです。つまり、駐屯地の糧食班勤務は広義の意味で生存自活訓練の一種でもあります。

世界のミリメシを実食する―兵士の給食・レーション (ワールド・ムック (612))

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レンジャー教育課程の生存自活では山中で手に入る野草、山菜などを食して生き延びることを教育されるほか、動物性タンパク質としてカエル、ニワトリ、ヘビも捕まえて食べる訓練を行っています。

その際は、蛇に帽子のツバを噛ませ引っ張って歯を折ってから一気に皮をはいで内臓を捨て、長い木の枝に巻きつけて焚き火で焼いてから身を食べます。

このとき、間違ってヘビの血管を破ると血だらけになって非常に臭いものの、身は淡白な味で美味しいそうです。

本来であれば、ヘビもその場で野生のものを捕まえるのがサバイバル技術の習得訓練なのですが、そうそう都合よく野生の蛇が目の前に現れてくれるはずもなく、ヘビは事前に教官が食用のヘビを購入してきたり、レンジャー学生たちが自分たちで飼育しているヘビを食料として使用します。

このヘビはペットのように名前を付けられ大切にレンジャー学生たちに飼われており、中には「大島優子」というアイドルの名前をヘビに付ける者もいます。

いつでも食べたい!自衛隊ごはん (イカロス・ムック)

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最近、小学校でやってる「児童がみんなで可愛がって育てたブタちゃんを最後はみんなで出荷してトサツしてもらって給食で泣きながら美味しくいただきます」みたいな児童の深層心理にトラウマ与えて、心に闇というかなにかを芽生えさせる”命の教育”ですね。

生きた鶏を絞めるときは、力を抜いて絞めると絶命に時間がかかり余計に苦しませることになりますから、手早くやらなければなりません。

そして、ニワトリや蛇たちの命を供養するため、墓を作り、手を合わせるまでが彼らレンジャー学生たちの「レンジャー御飯」です。

なお参考として記述いたしますが、アメリカ海兵隊は自衛隊も参加した合同軍事演習コブラゴールドで、サソリを食べてコブラの血を飲みその肉を食いました。コブラに限らず動物の血には糖・脂質・アミノ酸・タンパク質などが含まれており、極限状態では貴重な栄養源となります。

もちろん、こういったものを食べる場合は生で食うことは当然避けるべきで、火を通すなど加熱処理が必要です。中国ではカエルを食べた女性が加熱が不十分であったがために、マンソン裂頭条虫に寄生され脳にマヒを負った例もあります。自衛隊の訓練も命がけです。

生き物以外にも野草、山菜なども重要な食糧源です。何が食えるかも教官から詳しく講義を受けます。タラノメなんて最高のご馳走です。

ただ、何もレンジャー訓練とは言え、毎日蛇を食うわけでもありません。そんなことしたら蛇が何匹いても足りませんし、寄生虫を多量に腹の中へ・・・。というわけで、レンジャーも意外と普通に陸自における野外演習で食う温食などを食っています。

もちろん食器は飯ごう2型。食器で食えるのは教官だけ。なお食事中と言えど、常に戦闘態勢であり気は抜けません。食べてる最中に敵の襲撃を教官に指示されれば、食事は中止、いつまでも食っているとオラオラ連呼で食ってるものは即座に地面に叩き落されます。

参考文献


いつでも食べたい!自衛隊ごはん(イカロス・ムック)
陸上自衛隊第36普通科連隊公式サイト http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/3d/36i/seizonjikatu.html

キミは食えるか?レンジャー

レンジャー飯のトリは、学生に根性を付けさせるため様々な食材を入れさせた「レンジャー鍋」でしょう。

レンジャー鍋については元自衛官の著書「逃げたい辞めたい自衛隊」で、○○を食べる記述がされているほか、劇画家の小林源文さんのある著書でも元自衛官の息子さんの話としてレンジャー鍋について触れられており、こちらも○を煮て食べたという一文があり、煮込みが足らず腹を下したそうです。ニャオーン!

レンジャーご飯のまとめ

レンジャーは極限状態での戦闘を常に意識し訓練しています。そのメシも私たちが毎食食べる食事とはかけ離れており、レンジャーを目指す隊員たちの厳しい訓練には頭が下がります。ビーッ(ヘビの皮を剥ぐ音)。

 

MRE 米軍戦闘糧食

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記事の執筆者・著作権者 jieitaisaiyou.com


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