陸上自衛隊水陸機動団

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自衛隊に新規編成される実質的な海兵隊

陸上自衛隊において、将来的に編成が準備されている部隊です。外国軍による日本の諸島侵攻に対処するため、その名の示す通り機動展開による水陸両用戦闘と諸島の奪還が最終目標であり、陸上自衛隊の歴史の中では初となる水陸両用戦闘車「AAV7」を運用します。部隊を構成する主力には西部方面普通科連隊員を充てるとみられており、改編が進められる予定です。将来的には陸上自衛隊で編成予定の「陸上総隊(現在の中央即応集団)」直轄部隊になる予定です。実質的には諸外国軍の海兵隊的役割を期待された部隊です。現在は「水陸機動準備隊」が編成されており、正式発足に向けて運用研究が行われている段階です。

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水陸機動準備隊とは、新防衛大綱において、陸上自衛隊に新たに編成される「水陸機動団(仮称)」を編成するための準備を行う部隊です

引用元 九州防衛局公式ホームページ

http://www.mod.go.jp/rdb/kyushu/topics/133suiriku/index.htm

配備される水陸両用戦闘車AAV7について

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写真はアメリカ軍の配備するAAv7。鋼鉄の塊だが、水面を浮上航行できるのが特徴。上陸後はそのまま素早く侵攻できる。水陸機動団の将来の中核となる西部方面普通科連隊では”ゴムボート”から水陸両用戦闘車に一気に戦闘力アップとなる。

AAV7は無限軌道と小型の砲塔を装備した水陸両用の戦闘装甲車両です。車体の後部にはスクリューが設けられており、浮航能力を利用して水中を移動することができます。
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アメリカ海兵隊において今から約半世紀前に採用配備され、今なお水陸機動戦術の主力として運用が続けられているほか、アメリカの友好国の数か国が配備しています。このうち韓国軍は160両余りを配備しており、アメリカに次いで多く配備しています。陸上自衛隊では2014年、4両を性能試験のため、試験的にアメリカから輸入し各種運用試験が行われています。

まとめ

新編される水陸機動団は言わば、日本版海兵隊の向きがあります。当然、日本は専守防衛の立場を表明している通り、外国侵略のための侵攻は行いませんから、米国海兵隊に比べると、規模も装備もずっと限定的な部隊となるでしょう。アメリカ合衆国の海兵隊といえば、アメリカ5軍の中でも唯一、自国の防衛を行わない部隊で、専ら他国へ殴り込みに行く遠征部隊として有名です。装備も自らの航空部隊を保有し、戦闘機も配備しています。また、在外大使館や領事館の警備を任務とするのも海兵隊です。実際、日本国内のアメリカ領事館では札幌市から那覇市の各地の領事館までアメリカ海兵隊員が配置され、M4で武装し警備を行っています。あまり大きな声で言わないでくださいね。ヘーワな札幌の街中に機関銃を装備した重武装のアメリカ海兵隊が配置されてるなんて知れたら、パニックになります。



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