自衛隊の曲技飛行隊

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自衛隊の曲技飛行隊・・・実は「ブルーインパルス」だけではなかった!

 


現在、自衛隊には陸海空それぞれに曲技飛行隊がいます。

海上自衛隊には小月航空基地第201教育航空隊のブランエール(BLANC AILE)。

ブランエールは教官パイロットによる臨時編成の曲技専門チームです。また観客の前に出る誘導員らのは背中にROOKIEの文字が入ります。

 

一方、陸上自衛隊は最新型初等練習ヘリによるブルーホーネット。そして航空自衛隊にブルーインパルス。このうち、陸上/海上の部隊は臨時編成で、常設されていません。そのため、やはり航空自衛隊のブルーインパルスが自衛隊の曲技飛行隊としては一番有名かもしれません。

 

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ブルーインパルスの秘密

ブルーインパルス(Blue Impulse)の正式名称は航空自衛隊松島基地第4航空団に所属する「第11飛行隊」です。もちろん、技量も世界の諸外国軍の曲技飛行隊と比べても引けを取らず、最高レベルの実力を有しています。日本国内のみならず、アメリカなどへも渡洋して、飛行展示を行っています。

元来、ブルーは戦技を研究するための部隊として設立されたものであり、曲技飛行が主目的ではありませんでした。しかし、いまでは世界的に見ても空中で絵を描く能力はズバ抜けており、米軍などの曲技飛行隊とも肩を並べるほどにレベルが上がっています。過去には東京五輪や各種の式典での展示飛行などを行って民生協力を数多く行ってきました。

一方で、「平和の祭典に自衛隊が出てくるのは危険だろ」「威圧的だ」とか、「不安な気持ちになる」という、意見も一部であったようです。

航空ファン 2017年5月号

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B01MUEDZ1I | 文林堂 | ¥ 1,337 | 2017-03-21

ブルーインパルスの展示飛行スケジュール

http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/blueimpulse/schedule/

使用機体

過去、ブルーにおいては、F-86F戦闘機やT-2練習機を使用してきました。現在のブルーが使用するジェット機はT-4と呼ばれる航空自衛隊の中等練習機で、戦技研究仕様機と呼ばれる特別な機体です。低空を飛ぶことが多いことから、空中でのバードストライク(鳥との衝突)対策として、キャノピーが強化されているほか、本来ガラス製のヘッドアップディスプレイがプラスチック製に変更されています。ほかにも当然、曲技を行うためのスモーク発生装置や低高度警報器なども搭載されています。本来、T-4は2名乗機ですが、ブルーのT4はパイロット一名のみの乗機です。このブルーインパルスには専属の整備士もおり、T-4がイルカに似たデザインから「ドルフィン・キーパー」と呼ばれています。なお、ブルーインパルスに女性パイロットはいません。

ブルーが披露する様々な妙技

 

ダイヤモンド・テイクオフは4機でダイヤモンドの形を作り離陸します。大空に描くバーティカルキューピッド&スタークロスは5機のブルーが上昇し、5方向に広がり「星」を描きます。バーティカルキューピッドは2機のブルーインパルスがハートを描き、もう1機が左下からハートマークの中央を抜けてスモークの矢を描く情緒的な演技です。



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