自衛隊の救難飛行艇とは?

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独自の運用思想で進化を続けてきた、海洋国家日本が誇る高性能救難飛行艇

 

日本が誇る高性能飛行艇のひみつ

現在、海上自衛隊には「US-1A」および「US-2」という2種類の飛行艇があります。海上自衛隊の本来任務はもとより、船舶などの海難救助や離島などへの急患搬送などといった民生支援においても、すこぶる活躍を見せています。この救難飛行艇は、やはり救難が目的ですから一切の固定武装がありません。このため実質的には「武器」にあたらず、制約を受けないので、国外へ販売が可能とされ、近年では東南アジア諸国へ向けて売り込みを図っています。大戦中から大戦後にかけて、アメリカ軍には哨戒や救難のための飛行艇が多数配備されていました。しかし、アメリカ軍には現在、飛行艇が配備されていません。ただ、アメリカの広大な森林火災に対しては飛行艇が重宝されており、飛行艇が消防機関などに配備されています。また、ロシアではまだまだ飛行艇が現役です。

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対潜飛行艇PS-1と救難飛行艇US-1

1/300 海上自衛隊飛行艇 US-2/PS-1 (2機セット) (PF-19)

海上自衛隊ではPS-1を対潜飛行艇として採用したものの、同時期のP3C対潜哨戒機に比べ大幅に時代遅れなものになり、配備廃止の憂き目に。しかし、救難型のUSー1に機体変更し、その後も配備が続けられました。PS-1では水上への離着水のみしかできませんでしたが、US-1には格納式のランディングギアが装備され、陸上へも着陸可能な水陸両用になっているのが最大の特徴です。その性能を活かして離島からの救急患者搬送でも活躍しました。

 新型機!救難飛行艇US-2
1/300 海上自衛隊飛行艇 US-2/US-1 (2機セット) (PF-18)

US-1を大幅に発展させ、2003年から配備が進められている最新機種がUS-2です。本機では救難機を表すオレンジは用いられず、航空自衛隊のUH-60Jのように戦闘下でのコンバットレスキューを意識した美しいブルーの海洋迷彩となっています。外見自体はUS-1Aとあまり変わっていませんが、性能は大幅にアップグレードされておりグラスコクピット、フライバイワイヤ、自動操縦システムなど操縦系統のハイテク化のほか、要救助者捜索任務で発見率を大幅に上げる、赤外線レーダーも搭載されています。また、キャビンを与圧することにより、患者搬送時の患者への負担を軽減しています。そしてなんと、US-2には驚くべき秘密が備わっています。それが機体内部の主翼付け根付近に秘匿装備されている”五発目のエンジン”なのです。外から見るとエンジンは4機だけに見えますが、この隠された5番目のエンジンは高揚力発生装置としての役割を持っており、エアーを主翼と尾翼に吹きかけて整流することにより、揚力を普通の飛行機の2倍ほどまで上げています。



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