自衛隊の国内外の映画各種

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自衛隊が主役だったり、自衛隊が登場する国内外の映画作品

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自衛隊が登場する映画をご紹介いたします。自衛隊が公式に協力している作品や、そうでない作品も含まれています。

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航空自衛隊の映画

 

今日もわれ大空にあり

今日もわれ大空にあり [東宝DVD名作セレクション]
B00DNNYOJE | 東宝 | 2014-02-07


自衛隊に関する映画ではやはり航空自衛隊を描いたほうがスケールが大きくなって、ロマンがあふれるのかもしれません。こちらは1964年制作の航空自衛隊ものです。自身の身体不調から当時の新鋭機スターファイター機転向をあきらめる、三橋達也演じる飛行教官。その苦悩と決断は悲壮感漂いますが、元気よく大空へと駆け上る若い訓練生らの姿と対称的に、自身は身を引いて若い後進に任せようと、安堵の表情で操縦桿をゆっくり下に向ける隊長の清々しさがそのまま一気にラストへ続き、感動の涙を誘う名作ですよね。
BEST GUY ベストガイ [レンタル落ち]

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航空自衛隊全面協力の日本の「トップガン」ですが、CGシーンが多く、本家の足元には・・・?主人公は織田裕二で、タックネームはGOKU。バブル時代に作られた自衛隊映画なので、面白いと言えば面白いですのですが…。ラストは主人公が航空自衛隊のヘリをアルファリゾート・トマムへの民生協力にかこつけて、恋人をロマンティックに迎えに行くのに私的利用していたのが衝撃的でした。

空へ 救いの翼

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航空自衛隊航空救難団の小松救難隊に所属するUH-60Jパイロットの女性自衛官・川島遥風を主役とした映画。航空自衛隊全面協力。何を目指したのか、なぜ女性パイロットでなくてはいけなかったのかよくわかりませんが、自衛隊のヘリを主題とした映画は珍しいですよね。

 

陸上自衛隊の映画

実は、3自衛隊でもっとも映画に協力してくれるのが陸上自衛隊だそうです。コメディもシリアスも幅広い作品があります。

右向け左!自衛隊へ行こう

右向け左!自衛隊へ行こう [DVD]
漫画のページでも紹介していますが、自衛隊コメディ映画の金字塔で、陸上自衛隊教育隊ものの漫画およびそれを原作とした作品です。原作者は元自衛官。自衛隊のギャグ漫画でこれを超えた作品は小林源文の「オメガ7」を除けば今のところありません。いや、オメガ7はコメディじゃないから。さて、本作は現職・元自からはもっとも自衛隊を忠実に再現した映画と言われているそうです。原作は誰でも自衛隊に入れたバブル時代に描かれていますが、なぜか、映画版の公開はバブルがはじけウスラ寒~い不況と阪神大震災、ブルセラ女子高生、地下鉄サリン事件が世間を騒がせた95年になって制作されています。続編は部隊配属になった主人公と仲間を描いたコメディ。こちらは陸上自衛隊全面協力で、自衛隊という組織の中身をのぞいてみたいのならば、一度視聴をお勧め。しかしまあ、よく陸上自衛隊が協力したよなあと思う場面も多数です。陸自って・・・。

戦争に行こうよ!

戦争に行こうよ!2 [VHS]
本作は自衛隊の協力を受けていません。こちらも漫画およびそれを原作とした映画ですが、製作はバブル時代のど真ん中で自衛隊に入隊するヤツはまさにオチコボレ扱いされた時代というのが、右向け左の原作同様。で、姉の恋人の自衛隊幹部に「海外?行けるよ♪女?選び放題だよ♪」などとコロッと騙されて当時不人気だった自衛隊に簡単入隊した主人公♪気がついたらPKO部隊にバッテキされ、憧れの南の国へ海外派遣♪君よ知るや南のパラダイス♪などと浮かれていたのもつかの間、現地のゲリラとの戦闘に巻き込まれ生死不明という内容だが、現代の萌えラノベマンガアニメにおける女性自衛官ブームを先取りしていたのか指揮官は女性自衛官なのがウーマンリブで、さ~すが。で、衣装考証なんだけど結構滅茶苦茶で、パケ写では旧型迷彩服だが本編ではOD作業服風の上下に真っ赤なベレー帽。それのクレストの「P」に衝撃を受けた。自衛隊への協力を打診したかは不明だが、自衛隊の協力は一切得られず、当時トイガンとして64式も89式も発売したメーカーは無かったため、銃は安定供給のM16。おい。わーいニセ自衛隊完成だよ♪これコミックスも読んだけど意外と面白かったよ。作者は「大坪マキ」とのことだが、もちろん女性ではなくオヤジ。びっくり。自衛隊は撮影協力していませんが、フィリピン軍と現地警察が撮影協力しています。

宣戦布告

宣戦布告 [DVD]一方変わって、こちらはマジメな映画です。日本に侵攻してきた外国軍のゲリラコマンドウとの非正規戦闘ものですが、お約束によって災害派遣以外で自衛隊を絶対に出動させたくない日本政府は、警察特殊部隊SATをゲリラ狩りに投入します。森林の中の工作員を見つけ出すために森へ入っていくSAT隊員は黒ずくめというスタイルなので簡単に全滅してしまいます。TPO考えんと警察の特殊部隊も命いくらあっても足りないですなあ(SATの名誉のために言いますが、現実のSATでは森林で戦闘を行う際は陸上自衛隊の迷彩服を着用します)。当然と言うか、内容が内容なだけに自衛隊は撮影協力していません。そのため、パケ写の勇ましいコブラは本編中ではほぼCG合成です。パケ写詐欺。特殊ビデオかよ・・。ですが、単なる色物映画扱いはできません。警察の特殊部隊にテロリストを逮捕させに行かせたり、現場の自衛官が武器を選択するにもいちいち上級部隊に許可を申請し、幕僚が総理にお伺いを立てて許可を得る・・などなど、これはある意味、有事における日本政府がやっちゃうであろう「あるある!」的な対応を忠実にシミュレートした素晴らしい作品です。あれ?真面目な映画のはずが・・・笑っていいのかな。

海上自衛隊の映画

ネイビーロックウォー 撃破せよ!

ネイビー・ロック・ウォー(セット) [VHS]

海上自衛隊が撮影協力したカルト映画です。渡辺裕之主演。監督、原作はあの泉谷しげるで、敵役で出演も。1990/12/21公開。キチガイ(泉谷)が島を占拠し、偵察へ向かった自衛隊特殊部隊と戦闘が起きるという内容です・・・。相棒ですね。キャッチコピーはハンパなやつは見るんじゃねえ!とのことで筆者は視聴したことがありません。艦艇や航空機など勇ましいシーンてんこ盛りのようで一部で定評がありますが、主人公が持つのはもちろん、M16。またか。

 

自衛隊が登場する国外映画・・(本当に自衛隊?という疑問も)

自衛隊が出る外国映画はあるの?あります!ただ、「これは本当に日本の自衛隊か!?」と疑問なものもあります。とりあえず、まとめてみました。

インデペンデンス・デイ

インデペンデンス・デイ [DVD]本作では青森県三沢基地内部と思われる軍事基地で「出口」と書かれたドアの前に立ち「攻撃は明日」と話す自衛隊っぽい人が描かれます。宇宙人の大攻勢で地球存亡の時、アメリカ軍の呼びかけで世界中の軍隊が共同で反撃ミッションを行いますが、中東、ヨーロッパの各国軍が反撃に転じる中、突然画面に映る「出口」の漢字。この感じ・・日本国自衛隊か!しかし、自衛隊っぽい人が出るこのシーンは、「世界中の軍隊がアメリカ軍とともに宇宙人に対して総反撃を開始する」という点景のなかの一つであり、自衛隊の戦闘機群は映っていないのが残念です。なぜ三沢かとわかったかと言えば、本作でメインの舞台となる米軍の司令部の画面上に日本列島、三沢付近が表示されるからですが、それと「出口」がなければ、ちょっと日本だとは思えないかもしれませんね。

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス [DVD]

そしてこちら。「メガシャークVSジャイアントオクトパス」という2010年公開の比較的新しい作品です。巨大な海洋生物と人類との戦争を描いた驚愕の海洋ホラーですが、作中、アメリカのほか、日本の東京湾にもこの巨大生物が出現し、海上自衛隊の原子力潜水艦(!)が出撃して戦闘を開始しますが・・・。幼稚園児でも知っていますが、海上自衛隊に原子力潜水艦は配備されていません。

コマンドーR

コマンドーR [DVD]

今度はこちら。おすすめはできません。「コマンドーR」。あのシュワちゃん出演の名作娯楽大作映画コマンドー(1986)の「ロシア版」リメイクです。そのため、主人公が元アメリカ軍特殊部隊”コマンドー”ではなく、元ロシア空挺軍に変更されていますが、コメディタッチになっており、ギャグシーンが多いのも特徴です(ギャグじゃなくて本気だとしたら申し訳ない・・)。冒頭は結構忠実に前作を踏襲しており、山小屋暮らしの主人公や娘が誘拐されるシーンなどそっくりで、思わず感心したりニヤリとするシーンも多いのですが、物語が進むにつれダレてきます。店舗へ侵入する際、シュワちゃんは車で突っ込んでいましたが、本作の主人公は鍵穴を銃で壊して侵入するという、現実的ですが、映画的には迫力がないパターンになっていました。全体的に迫力が無さすぎます。火薬量が少ないんです。いや、製作費が少ないんでしょうか。そして、本作で悪役になるのが、なんと日本人。「北海道のタラバガニ利権を独占しようとする日本の悪徳将校が北方領土を”日本政府の意に反して”支配している」というぶっとんだ設定は斬新で面白いのですが、登場する自衛隊員(悪徳将校の個人的な私兵かもしれませんが)たちはなぜか旧軍スタイル。おまけにこの日本人将校、銃を持った主人公の前で刀を振り回し、主人公にAK小銃に取り付けられた対人榴弾で無慈悲にふっとばされるという滑稽なシーンも。一応、東京マルイの89式小銃も涙の出演で、制作陣が日本をイメージさせようとしているところは、好感が持てるのですが、衣装考証が酷すぎて悪徳将校は旧軍の制服、その部下たちは自衛隊の2型迷彩にゲートルという、妙なスタイルをしているのが大半です。サイドカー、日本刀、ゲートル、開襟シャツ・・・これら旧日本軍のイメージをいまだに払拭できないロシア人はちょっと考えものですぞ。敢えてそのようにしたのかもしれませんが、ロシア人にとっては現在の自衛隊もこのように認識しているのでしょう。ただ、悪徳将校の私兵集団なのであれば、まああり得るかもしれません。こんな感じですが、ギャグ映画として割り切れば・・・なんとか見られます。でも、こんなの日曜洋画劇場で放映されたら日本がパニックになります。 ええ~!?自衛隊の出る外国の映画ってこんなのしかないの?すごく悲しい・・・と、思ったそこのあなた。あきらめないで。毛は生えるよ。

バトルシップ

 バトルシップ [DVD]
2012年4月公開の米映画「バトルシップ」に海上自衛隊が登場しました!つ、ついに日本の自衛隊がハリウッド超大作映画に進出したのです!それも、 主人公の米海軍兵士とパートナーという準主役的登場です。宇宙人と戦う連合国艦隊の中の部隊。そこには日本の海上自衛隊の護衛艦が。しかもユニバーサル映画100周年を記念して作られた作品とのことで、それに日本が重要な役割を持たされた準主役として登場するとは何と光栄なことでしょうか。ハワイ沖で環太平洋合同演習(RIMPAC / リムパック)が行われ、アメリカとその友好国海軍の艦艇が多数演習中に突然、宇宙人が来襲。偵察に向かった女性兵士らは攻撃を受け、そこで立ち向かう米軍、そして普通に駆けつけ警護している日本国海上自衛隊・・・!!バタアシ金魚の浅野忠信が幹部海上自衛官を演じるというから驚きです。トランスフォーマーではアメリカの同盟国である日本国は一切登場せず、かろうじて主人公の高校生の「(トランスフォーマーは)きっと日本製だ!」という台詞があったくらいで、地球の危機なのにアメリカの最大の同盟国である日本そして日本自衛隊という組織はまったくカヤの外で歯がゆい思いがしましたが、ついに日本国自衛隊がハリウッド映画に登場してしまいました。とはいうものの、インディペンデンスデイのように米軍の全部隊規模で戦うわけではないので、ちょっと拍子抜けするかもしれません。宇宙人側のバリアーによってハワイ周辺海域を遮断されてしまい、取り残された数隻の米軍艦艇と日本の「みょうこう(実際はあたご)」、そして退役したはずのミズーリだけが地球を救うために果敢に活躍しますが、どちらかというと「軍隊が限られた戦力で戦わざるを得ない」というアイデアは戦国自衛隊的面白さがありますよね。でも、全軍投入だったら最後にアメリカは核兵器を使っちゃいそうで、自衛隊も登場する以上、それはマズかったのかもしれない。アメリカ兵が「日本の自衛隊という軍隊モドキ」をイジって突っ込んでくれてるのかと思いきや、自衛隊という組織自体への突込みはとくにナシ。ニヤニヤしたかったのだが。孫子の兵法だの、そりゃ中国だ、だのくだらないヤリトリが出てくるばかりで、「(海上)自衛隊」という名称がセリフで出なかったのは少しがっかり。ただ、ラストの勲章授与式で、見事宇宙人を撃退したアメリカ軍兵士らと記念撮影をするナガタ一佐のシーンが面白い。米海軍での写真撮影時の掛け声は「はい、チーズ!」ではなく、”ネイビ~!”らしく、ナガタ一佐にも米軍女性兵士が「ちょっと!アンタもネイビーって言いなさいよ!」と言うけれど・・・海上自衛隊(JMSDF)が海軍(ネイビー)を名乗ることは、はばかられるのか、困惑するナガタ一佐がツボ。アメリカ人の皮肉のセンスが最後に光っており、爽やかな笑いで締めくくられた後味の良い映画です。なお、海上自衛隊は本作に公式協力はしなかったものの、偶然パール・ハーバーへ寄港していた海上自衛隊イージス護衛艦「きりしま」及び、その乗員が撮影に協力したとのことです。

一方、韓国映画の中の自衛隊は・・・

実は韓国の戦争映画には自衛隊が敵としてよく出演します。最新鋭潜水艦が日本へ核攻撃を目論む「幽霊(ユリョン)」。それに、韓国国防部全面協力作品の「韓半島」では、陸上自衛隊仕様で、肩パッチが旭日章という変な制服を着た海上自衛隊を韓国軍が撃退するなど変な映画ばかり。当然、自衛隊は協力できないので、海自の護衛艦はCGだそうです。探せば自衛隊が出る韓国映画はまだあるかもしれませんね。でもある意味、こんなに「日本の自衛隊」を積極的に描いてくれる外国映画業界さんは韓国だけかもしれないですね・・。コマンドーRとはまた違うバカ映画の趣を感じます。

まとめ

  • 自衛隊の出る国内映画は多数存在する。
  • 自衛隊の出る外国映画は少数存在する。
  • 一部は自衛隊かどうかわからない。
  • ロシア人は旧軍と自衛隊の区別がつかない様子。
  • 韓国の映画には自衛隊がよく登場する。

このように昨今の自衛隊では、広く国民へ活動をアピールする狙いでアニメには資料や航空機のエンジン音提供、セリフのイントネーション指導まで、映画には自衛隊施設の開放と隊員をエキストラで出演させるなど、積極的に協力しています。古くはゴジラシリーズ、航空自衛隊のエイセスを扱った「今日もわれ大空にあり」など。「右向け左」にも本物の自衛官が多数出演していました。そして、近年公開された、なぜか未成年の少女が航空自衛隊のUH-60Jブラックホークを華麗に運転する「空へ─救いの翼 RESCUE WINGS─」でも、現職の自衛官が多数エキストラで出演しています。人気の俳優と同じファインダーに入れるなんて、厳しい任務に就く自衛官にとっては、やはり報われることなのかもしれません。このように映画の中の自衛隊もまた活躍しているわけです。このようにまとめました。



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